孫関義(そんかんぎ)の歴史 (概略・変遷/活動実績)
1956年6月 香港生まれ
蒋介石のお抱え料理人で”上海料理の祖”として名をはせる祖父(藍 長圓)の一番弟子でもあった父に育てられる。5歳のとき香港から日本に渡り、その後、父(孫 永斌)が横浜・中華街で『四五六菜館』を開店。
氏はアメリカンスクールを卒業後、18歳で父の元修業を始め1986年に30歳で二代目オーナーシェフとなる。さらに二店舗目の新館を中華街の関帝廟前に、次いで三店舗目の別館を横浜中華街の表玄関、善隣門向かいにオープンさせ中華街で不動の人気を誇る。
2004年には自由民主党総裁・総裁賞を 受賞し高い評価を受ける。
氏の正統的な上海料理の伝統を引き継ぐ奥義は、鍋と火を自在に操るテクニックであり、これらの技術を中心にNHKやBS放送、民放各社など数多くのメディアに「上海料理の超人」として取り上げられている。この10数年でのテレビ出演は実に80回を超えている。横浜中華街で一番テレビ出演が多いといっても過言ではない上海料理の第一人者である。
また、TBS・噂の東京マガジンでは「やってトライ!」のレギュラー出演者として15年以上を務め、数多くの料理作りを紹介している。
上海料理伝統の味わいを守りつつ、新しい上海スタイルを融合させた新上海料理「ヌーヴェル・シノア」の普及にも努めている。
また、中国古来より伝わる「医食同源」(食を通じて健康を保つこと)を実践するため、某リハビリ関連病院からの委託・タイアップで、脂質を多く含まない中華料理の患者様への提供、病院食の総合スーパーバイジングを行うなど幅広い活動も行っている。
さらに、上海料理の伝統の味わいを伝承するための弟子育成・指導にも熱心で、知識や技術はもちろん、心構えなどに至るまで、伝統伝承者となるための様々な指導を日々精力的に行っている。